会長あいさつ
今年度、太田前会長から会長を仰せつかりました有限会社ローズリー資源の田中と申します。太田前会長や理事、事務局の皆さんから教えて頂きながら一歩ずつアップルワーク会員のために頑張って参ります。
さて、障害者って、「害」なのか。現在は「障がい者」と表記自体を変える動きが顕著になってきています。「害」と思っていること自体が「害」なのではないかと。まだその意識の変革が追い付いていないのが現状ではないでしょうか?
誰でも苦手な事があるはずです。皆が生きていく事、働く事、暮らす事が当たり前の社会をつくっていくためには、このアップルワークが重要な役割を果たしています。その役割の一つに特別支援学校での教育現場と会員企業、就労系福祉サービス事業所と会員企業との関係の構築があります。そのためには、すぐに雇用していただけるのももちろんいいですが、まずは1日からでも実習の受け入れをしていただける企業を増やしていくことです。実習により経験値を上げていく事が目に見える成長へ繋がり、それが生徒さん、利用者さん、指導・支援をする方々、企業にとっても次への一歩になるのではないかと思っています。
少子化を迎え、今後ますます「人」の問題は大きな課題になってきます。SDGs的に言う「全ての人が幸せな社会」がゴールになるならば、アップルワークはそれに向けた次のステージに昇るときにきているのではないでしょうか? そういった意味で、会員の皆様との研修会・交流会などを通して障がい者就労について知ってもらえるように、アクティブに新しいステージへの挑戦ができるアップルワークにしていければと考えております。
令和7年度も会員の皆様のご健康とご多幸、そして益々のご発展を祈念するとともにより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
青森地区障がい者就労支援連絡会 会長 田 中 桂 子